映画『ひろしま』
昨日のETV特集、映画『ひろしま』の上映中止を巡る話、すばらしい番組でした。
NHKのホームページ解説に寄れば
原爆投下から8年後。広島で空前絶後の映画が製作された。タイトルは「ひろしま」。撮影に参加した人の数は8万8千人。日本映画史上、最大級のスケールを誇る。原爆投下直後の広島で何があったのか?被爆者たちが自ら演じて再現している。この映画は、ベルリン映画祭で入賞。国際的な評価を受けた。しかし今、この映画の存在はほとんど知られていない。いったいなぜか?そこには、時代に翻弄された映画の知られざる事情があった。
アメリカに対する気遣いと、映画を制作した日教組と政府の対立が大きかったようですが、原爆投下からわずか8年後で、政治家たちの原爆に対する後ろ向きの姿勢が情けないというか、人の心をどこかに置き忘れているんだと思いました。
今もそういう政治家の多い国会で、ぜひこの映画を上映してほしいと思います。特に安倍首相には絶対見てほしいですね。感想文を書いてもらって、ぜひ公表してほしいと思います。被爆した国の首相が何を考えているのか、世界に向けて発信するのです。
トランプ大統領は「核兵器はなぜいけないんだ」と大統領選の時にいったそうですが、そんな彼にぜひ感想を聞かせてあげてほしいですね。
この映画のデジタル化の費用を出したのはアメリカの制作会社で、アメリカで上映が始まったと番組で紹介がありました。大統領はめちゃくちゃでも、市民はとても良識的なんだと安心しました。