タカサキきんこんかん

タカサキのキンコンカンの日々

「ざごうとでいます」?  なんのこっちゃ

 1月5日になってようやく年賀状ができあがりました。

「ざごうとでいます2018」なんて、わけのわからない年賀状です。

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 さしてうまくもないのに、こうやって年に一度版画を彫ります。鉛筆でラフに書いて、あとは行き当たりばったりで彫っていくので、字が収まらなくなったりしてすごく苦労するのですが、この行き当たりばったりの苦労がなぜか楽しくて、毎年彫ります。

 予定していたことが予定通りに行かないときの楽しさというか、だからこそ予定通りよりももっと面白いものができあがります。予定が予定通り行くのは当たり前のことで、そこには面白さも何もありません。予定通りに行かないときこそ、四苦八苦しているうちに、思いもよらないおもしろいものが見つかったりできあがったりするものです。

 と、もっともらしいことをいいつつ、字がまともに並んでないところはタカサキの人生そのもの。「ざごうとでいます」? なんのこっちゃ、という感じです。今年こそはすっきりきれいに、と思いつつ、気がつけばこんなふうにいつもなってしまうのです。

 というわけで今年も行き当たりばったりまっしぐらの人生。どんなことが待ってますか、わくわくドキドキの1年になりそうです。

 

 ★版画はとてもエネルギーがいります。トシのせいか、今年はこれを彫るだけでエネルギーを使い果たした感じです。いつもならこのあとはがきに刷るのですが、版画は刷るのにもものすごいエネルギーがいります。若い頃は三日くらいかけて200枚くらい刷ったのですが、悲しいかな今はそのエネルギーがありません。